【中川晃教】デビュー15周年記念プレミアムコンサート【8月8日】
相変わらず遅い報告だけど、8/8(月)のサントリーホールのコンサートのこと。平日だったけど休暇を取って行ってきた。正式には『中川晃教デビュー15周年記念プレミアム・コンサートwith 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団』という長いタイトル。(笑)
今回は2階席。私はコンサートやライブの場合、アッキーの歌さえ聴ければいいので敢えてお安い席を取ることが多い。今回もSではなくA席にした。2階だけど、ほぼセンターだったしすぐ前が通路だったのですごく観易かった。逆にその通路よりも前のエリアまでがS席だったらしく、私のお友達などはS席なのに2階だよ〜と嘆いていたので、むしろA席を選択して良かった。でもまあ、遠かったからオペラでガン見だったけどね。
セットリストは以下の通り。↓
第1部
第2部
- 僕こそ音楽 『モーツァルト!』より
- 殺しのシンフォニー 『ロックオペラ モーツァルト』より
- 君の瞳に恋してる 『ジャージー・ボーイズ』より
- 偉大なる生命創造の歴史が始まる 『フランケンシュタイン』より
- I'll be there
- Danny boy
- 音楽が消えることのないダンスフロア
- Miracle of love
アンコール
- 谷間の風
- I WILL GET YOUR KISS
- 開演前にパンフレット購入。中身を確認したら曲目書いてあって2部構成とわかった。休憩があったのは意外だったけど、その分、衣装のお着替えもあって曲数も思ったより多くてアッキーの歌声をたっぷり堪能できた。さすがにオーケストラをバックに歌うということで衣装はフォーマルな感じだったけど、第1部は茶系ペイズリー柄のジャケットの下に同じく茶系スカーフ柄のような切り替えのシャツでノーネクタイだった。柄on柄というアッキーらしい個性的なスタイルで似合っててカッコ良かった! 第2部はノーマルな黒のタキシードに蝶ネクタイ、上着はキラキラのラメ。こちらもカッコ良かった。お隣の席の若い女子お二人がアッキー登場の度に「カッコイイねー♡」と囁いているのが聞こえて、こっちまで嬉しくなった。(笑)髪型はまんまフランキー・ヴァリ。やっぱり似合う〜!
- さて、肝心のコンサートの中身。過去にアッキーがフルオーケストラをバックに歌ったことは何度かあったとは思うのだけど、私は聴いたことがなかった。銀英伝のコンサートもめっちゃ行きたかったけど、どうしても行けなかったし。だから今回すごく楽しみにしてた。でも結局ね、私にとっては演奏が生オケだろうがカラオケだろうが関係なかったんだよね。アッキーが歌ってくれさえすればそれで良かったんだ。なんて言っちゃうと元も子もないんだけど。。ほんと管弦楽団の皆様には申し訳ないんだけど、私アッキーの歌声を聴くのにめっちゃ集中してて演奏があんま耳に入ってこなかったんだよね。。演奏の音でアッキーの歌声が時々かき消されそうになることがあると「あー、音が邪魔〜!」なんて感じる時もあったりして、ほんとごめんなさい!って感じ。(汗)いきなり失礼な書き出しになってしまったけど、大編成の楽団をバックに歌うアッキーの姿というのはなかなか感慨深く、15周年記念の文字通りプレミアムな贅沢感は充分に堪能させて頂きました。(*´ω`*)ゝ
第1部
- 最初の『小さな愛』から『フタツ、ヒトツFuta-tu,Hito-tu』の流れはDVDになってる2003年中野サンプラザでのコンサートのオープニングと同じだね。なんて懐かしさを感じていたのも束の間、あの頃よりも深みを増したアッキーの歌声を聴いて改めて時間の流れと成長を感じた。
- 次の『春』とスローな楽曲が続く。この曲はピアノ弾き語りの印象が強いのでアッキーが普通に立って歌ってるのが新鮮だった。大好きな曲なので聴けて嬉しかった。
- 銀英伝から『カンランセキ』と『カルテット』。『カルテット』は予想外だった。そうか、銀英伝コンサートの時にも栗田さんの指揮で歌ってるんだね。久しぶりに聴いたけどほんと難しそうな曲だわ*1。そして『カンランセキ』は『カルテット』の変調部分をスローにアレンジした曲だったってことを思い出した。どうせなら『The Last』も聴きたかったなぁ。久しぶりに『撃墜王』のDVDが見たくなった。
- 『What are you afraid of』も意外な選曲。アッキーが「この曲をオーケストラでやったらカッコいいんじゃないかと思って」とかって言ってた。確かにカッコ良かったけど、こういう曲はやっぱスタンディングでノリノリで聴きたいよねー。オーケストラがバックじゃそういう訳にもいかずじっと我慢。アッキーも「立ちたくなるかもしれませんが今日は座って聴いてください」とかって言ってたしね。
- 1部の最後は『チャイナガール』。この曲はコンサートの度にアレンジが違ってて毎回カッコイイんだけど、今回はアルバム【decade】のアレンジのオーケストラバージョンって感じだった。
- 1部終了。最初はアッキー緊張してたのかな?声がちょっと硬かったように思えた。それにアップテンポの曲は特に微妙に音がズレてるように感じる時もあって、、私の気のせいかも知れないけど。どの曲だったか、明らかに出だし間違えたよね?ってくらいズレてたように感じた所があったんだけど、それも私の気のせいか?そういうアレンジだったのかな?とにかく、しきりにイヤホンに手を当てたり頻繁に指揮者の方とアイコンタクトを取ったりと序盤は特に音が取りづらかったのかな~?なんか探り探りな感じだったなぁ。そんな多少の違和感もあってなのか、アッキーの緊張が伝わったからなのかわからないが聴いてる私の方も勝手にすっごい力入っちゃってた。でも、徐々に慣れてきて、アッキーの声の調子も上がってきたみたい。
第2部
- 最初の4曲はミュージカルコーナーと言ってもいいかな。モーツァルト!の楽曲は『僕こそ音楽』もいいけど、たまには『影を逃れて』も聴きたかったなー。逆にロックオペラモーツァルトの楽曲はてっきり『君の胸にタトゥー』だとばかり思ってたから『殺しのシンフォニー』が聴けたのは超嬉しかった!役に入ってる時ほどではないけど、さすがの迫力だった。再演してくれー!!
- 『君の瞳に恋してる』はパンフには訳詞の方のお名前が書かれていたので当初は日本語バージョンの予定だったのかな?でも実際には英語バージョンだった。歌う前に「クリス*2に捧げます」というような趣旨の言葉を添えていた。ただ、私はクリスの最後のお仕事は日本語で歌うアッキーのバックで演奏していたんだから、むしろ日本語バージョンでも良かったんじゃないかな?って少し思ってしまった。なんて、、せっかくのアッキーの計らいに水を差すようなこと言っちゃってごめんね。日本語バージョンが聴きたかった私のただのこじつけです。歌唱はもちろん素晴らしくて一際大きな拍手だった。歌い終わって天を仰いでいたアッキー。もちろんアッキーの想いはちゃんとクリスさんに届いていたと思う。
- そして、フランケンシュタインからの1曲『偉大なる生命創造の歴史が始まる』は今回、私が一番楽しみにしていた楽曲。韓国版の動画を見て言葉がわからなくても感動してしまったほどで、これをアッキーが歌うのかと思うと本当に楽しみで仕方なかった。雪之丞さんの訳詞もまだ出来たてで譜面を見ながらの歌唱だったんだけど、とにかくこれが凄かった!鳥肌立った!!これ、アッキーが役に入ったらもっと凄いことになるはずで、考えただけでも興奮しちゃう。ただ、すっごく難しい曲で、これ、もう一人の若い子も歌うんだよね?大丈夫か??*3
- この曲を歌い終わった後のアッキーのトークが面白かった。「タイトルが長くてまだ覚えられません」とか言いながら「偉大なる、、生命創造の、、歴史が、、始まる」とipadを見ながら読み上げると客席にマイクを向け「せーの、はい!」と無茶振り。もちろん客席からの声はバラバラ。本人もまだ覚えてないのに覚えられるわけないでしょ!(笑)「来年の1月までに覚えればいいですからね」とかって言ってたけど、私らに覚えさせてどうする?(笑)ちなみに曲のタイトルがパンフには『偉大なる』ではなく『偉大な』となっていた。どっちが正しいのかな?それとアッキーは「この日のために雪之丞さんと島健さんが訳詞とアレンジをしてくれた」と言ってたけど、近々製作発表で披露するためってのもあると思った。
- 『I'll be there』はマイケルのジャクソン5時代の曲だよね。歌い出す前に歌詞の一部を日本語で数行朗読。「僕の名前を呼んで」とか「僕はそこにいるよ」とか、そんな感じ。他は忘れた。で、歌は英語だったから意味わかんないんだけど、なぜかこの曲で泣けてしまった。旋律が美しい上にアッキーのあの声だからね。声だけで泣けるのはアッキーだけだよ。
- 『Danny boy』は「前から気になってた曲」とかって言ってたかな?ラジオでも流したことあったよね。アッキーが歌詞を書いたそうで『星』というタイトルをつけたそう。ここでも客席にマイクを向けて「はい!」とタイトルを言わせるアッキー。しかも、2回も。さすがにそれはすぐに言えますよ。(笑)で、歌詞の内容はすっかり忘れてしまった。また歌ってほしいな。白寿で歌ってくれないかな?
- 『音楽が消えることのないダンスフロア』は1部の『What are you afraid of』と同じく意外な選曲だった。これもやっぱり立ちたくなったー。アッキー自身はノリノリで歌ってたから余計にね。(笑)この後だったか『What are you afraid of』の後だったか忘れたけど「思わず足をウニウニさせちゃいました」「ウニウニ?グニグニ?」とかって言ってて、なんだよウニウニって!カワイイなー、もう!www
- 第2部最後は『Miracle of love』大好きな歌なので聴けて嬉しかった。その後、一旦ハケて再登場。アンコールの『谷間の風』の曲紹介では「故郷仙台で決まった時間に流れてた曲です」とかって。これはもうオーケストラにピッタリで納得の選曲。そして最後は「この曲がなければ今の僕はいません」とかって言ってデビュー曲『I WILL GET YOUR KISS』。最後の辺、端折ってしまったけど、正直あんまり記憶がないんだよね。けっこう時間が押してて焦り始めてたから。
トークについて
曲紹介の他にも合間合間にトークがあったので覚えてるだけ書いてみる。どの場面で言ったかは不明。
- 「8月8日という末広がりの日に15周年記念のコンサートが出来て嬉しい」「あれ?末広がりって古い?縁起いいよね?」とかなんとか。大丈夫です。あなたのファンの年齢層けっこう高いから。(笑)でも最近は若い子のファンも増えてるよね。*4
- 「普段は滅多に着ないこんなキラキラの衣装着てます」2部の黒タキシードの時に。いや、けっこう着てませんか?キラキラ。(笑)
- 「最近、鼻水がよく出るんです。ある日、目が覚めたら家の中に煙が充満してて、、蚊取り線香の煙でした。そのせいかな?」意味がよくわかりません。蚊取り線香ってそんな充満するほどの煙出ましたっけ?どんな流れでこの話になったのかは全く覚えてませんが。。
- 譜面台に置いたipadをなぞりながら「言いたいことをここに書いてあるんです。僕いつも話が長くなっちゃうんで。でも、3行しかない!」とかなんとか。つまり、短くまとめすぎて話したいことがわかんないってことですね?で、結局やっぱり話が長くなる。(笑)
- そのipad見ながら「今後のスケジュールです。あ、皆さんのじゃないのですよ。ここで皆さんが手帳出してスケジュール言ってもらうわけじゃないです」とか、なんちゃらかんちゃら。そんなこと誰も思ってませんってば!そんなこと言ってるから話長くなるんですよ!(笑)
- スケジュールの話の流れで「来年1月にはさっきも歌った【フランケンシュタイン】があります。覚えてますか?はい!」と客席にマイクを向けてタイトル言わせる。「来年の1月までに覚えましょうね」とかって。(苦笑)
- 「そして、僕はいい人、チャーリー・ブラウン」と言ってから「あ、僕はじゃない!君はいい人、チャーリー・ブラウン」と言い直す。どうやらipadに「僕は」と書いてあったらしい。(笑)「スヌーピーやります!」って、めっちゃ嬉しそうだった。
- 「毎回毎回、緊張します。緊張して死にそうです。じゃあやめればいいって思うでしょ?でも、、、やめられないんですねー!」いつもは緊張してるようにはあまり思わないけど、この日は確かに緊張してたみたいよね。
- 曲の合間合間に「忙しいですね。大丈夫ですか?」ってやたら言ってたな。こっちは全然大丈夫ですけどね。(笑)あ、でも、指揮者の方はあまり大丈夫じゃなかったかも。アッキーの話が脱線して長くなりがちだったからか、後半かなりイライラしてたような気がする。確かに時間押し気味だったからなぁ。でも、2階席から見てもわかるくらい表に出すのはどうかと?最後、アッキーがハグを求めた時もなんか嫌々な感じに見えてしまった。なので、あの方の印象があまり良くない。まあ、これも私の気のせいかもしれませんが。。
- アッキーがトークしてる時の後ろの楽団の方たちの反応も色々で、無反応だったり苦笑いしてたりポカーンとしてたり。。すみませんね、うちの子、天然で空気読めないところがあるんで。。(笑)
と、ここまで読み返してみると、良かったのか悪かったのか自分でもわかんなくなってきた。(苦笑)でも、アッキーの歌はやっぱり素晴らしかったの一言なのです!【ジャージー・ボーイズ】でのトワングを駆使した歌唱ももちろん素晴らしかったけれど、いつものアッキーの歌声とは違ってた。アッキーの新しい歌声(第3の声)を聴けたのは嬉しかったけど、本来のアッキー節は封印されてたと思うので、今回その封印を解いてアッキー節全開の歌声が聴けたのは本当に心地よかった!
高音域での空気を震わせるようなアッキー独特のあの歌声が聴けた時、あー、これこれ!これを待ってたー!って心底思ったもの。だから、トータル的には大満足でした!でも、またオーケストラで歌ってほしいか?と言えば、、もういいかな?って感じ。。アッキーの歌声さえあれば、ギター1本でも、何ならアカペラでもオッケーなので、今度の弾き語りコンサートがめっちゃ楽しみ♪
なんだかんだでめっちゃ長くなってしまった。私、集中力ないから一気にガーッと書けなくて、少し書いては下書き保存を繰り返し、書いてるうちに色々と思い出して追記してるとついつい長くなっちゃう。今まで、途中で挫折したり時間経ちすぎたりで下書きのまま眠ってるレポとかあったりするけど、今回はせっかくの15周年記念なのでアップします。最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。